春イカは2kg、3kg を超えるなんて噂もあるけど本当?
なかなか遭遇できないなぁ
こんな疑問や悩みに役立つ情報を紹介します
こんにちは、wakkaです。
今回は、『春のエギング攻略法』について記事にまとめました。
この記事を読めば、でかい春イカを釣り上げるための疑問をきっと解消できると思います。
ご説明するポイントはこちらです。
- 春エギングの魅力
- 春エギングの特徴
- 春のポイント選び
- 春のエギ選び
それでは本編をどうぞ。
春エギングの一番の魅力
春エギングにおける一番の魅力はやはりアオリイカの大きさです。
1kgなんてアベレージで、2~3kgを超えるような大型の個体に巡り合うことも期待できます。
うまくヒットしたときのランディングまでの駆け引きも、秋とは比べ物にならないほどのプレッシャーを感じます。
大型の個体とのファイトも春エギングの大きな魅力の一つです。
また、約1年かけてしっかりと成長したアオリイカはとても肉厚で美味しく、春の季節はどうしても胸が高鳴ってしまいます。
春エギングはココが違う
大型のアオリイカが接岸
前述の通り、大きい個体は2kgを超えます。地域やタイミングによっては3kg、4kgなんてことも。
秋に生まれてしっかりと成長したアオリイカは、これから産卵期を迎えるために藻場を探して接岸してきます。
地域によってズレがありますが、だいたい4月末頃の海水温が18℃~19℃あたりを安定して超える頃が春エギングのスタートです。
警戒心がもっとも強い時期
春イカは警戒心がとても強く、他の季節に比べるとかなり釣りづらくなることが予想されます。
アオリイカも成長を通して賢くなり、そう簡単にはエギを抱いてくれないというわけですね。
しつこくエギを追いかけるような行動が減るため、エギを派手にアクションさせるのではなく、ボトム~中層をゆっくり探ることを意識しましょう。
ラン&ガンよりも回遊待ち
警戒心が強まる一方で、産卵期を迎えるにあたって捕食活動は活発になります。
ベイトフィッシュ(餌)を求めて回遊することが増えるため、ショアエギングでより多くのポイントを探るためにラン&ガンするよりも、少ないポイントで回遊してくるのを待つことが効果的です。
春イカが狙い目のポイント選び
潮通りの良い場所
春のアオリイカはベイトフィッシュを求めて回遊します。
港にある防波堤の先端など、潮の通り道となる場所は回遊のルートになる可能性がありますので、空いていれば確保したいポイントです。
藻場
アマモやカジメ、ホンダワラなどの海藻が生えた場所は、アオリイカの産卵ポイントになります。
また、外敵から身を隠したり、休む場所にもなり得るため見つけたら必ず狙いたいポイントの一つです。
海藻が生い茂るまとまりの上や横を通すようにエギを操作する必要がありますが、根掛かりも起きやすくなるため注意が必要です。
潮目
潮目とは潮流がぶつかり合う境目のことで、プランクトンが多いためベイトフィッシュが集まりやすく、アオリイカにとっても捕食ポイントとなります。
海面に長い筋のような違った模様ができていたらそれが潮目なので、そこをなぞるようにエギを通してみましょう。
春イカ攻略のためのエギ選び
大きさは3.5号~4号がメイン
春イカは2kgを優に超えるような大型のアオリイカを狙います。
そのため、エギの大きさは3.5号〜4号あたりを目安にしましょう。
2.5号や3号はあまり適さないので春エギングでは不要です。
ゆっくり沈むタイプも有効
春イカはこれまでのどの季節のイカよりも警戒心が強く、賢くなっています。
軽快なアクションでテンポ良く探ったところであまり興味を示しません。
むしろじっくり、ゆっくりとアピールして誘い込み、焦らされるのに我慢できなくなったイカをしっかりと捕らえましょう。
じっくりと誘いを仕掛けるめにスローシンキングと言われるタイプのエギも戦略の一つとしてとても有効です。
ボトム〜中層までをしっかりと探り、願わくば3kg台の超大型なんかに出会ってみたいですね。
春エギングでおすすめのエギ
以上のことを踏まえ、春のエギングで初心者の方におすすめしたいエギをいくつか紹介します。
飛行姿勢、水中姿勢、操作性などが優れていると定評があり、きちんと実績を出してくれるお気に入りのエギです。
是非、春イカ対策のご参考に。
ベーシックタイプ
エギングアイテムを多く取り扱うYAMASHITAの『エギ王』
『エギ王K』シリーズは水中で抜群の安定姿勢を見せ、警戒心が特に強い春イカ対策におすすめです
幅広いジャンルの釣具を扱う有名メーカーDAIWAの『エメラルダス』
『ステイ』シリーズはダートアクションに向かないものの、飛距離とフォール時の安定感が抜群です
スローシンキングタイプ
ベーシックタイプで紹介した2つのエギは、スローシンキングタイプも販売されています。
フォールスピードが緩やかに設計されていて、アピール時間を長くできるため、リアクションが薄いときなどにローテーションに組み込んでみてください。
『エギ王K』のゆっくり沈むタイプです
さらにゆっくりの『スーパーシャロー』というタイプもありますが、まずは『シャロー』を試してみるといいと思います
『エメラルダス ステイ』のゆっくり沈むタイプです
ラトルが入った『RV』タイプもありますので、検討してみてください
まとめ <春はエギングの山場です>
いかがでしたでしょうか。今回は春イカ攻略のために知っておくべきポイントや初心者の方に1本は持っておいてほしいおすすめのエギについて説明しました。
お伝えしてきた内容をおさらいしましょう。
- 2kg超えの大型、3kg超えの超大型もあり得るのが春エギング最大の魅力
- 冬を越えて接岸するイカを、ラン&ガンではなく回遊待ちで狙う
- 大きめのエギで、激しく誘うのではなくじっくりと誘う
1年で最も大きい時期のアオリイカ。
春のエギングを最大限に楽しむために、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。