エギングと季節って関係あるのかな?
初心者におすすめの季節とかあったら知りたいなぁ
こんなお声に応えます
こんにちは、wakkaです。
今回は、『季節ごとのエギング』について記事にまとめました。
この記事を読めば、エギングに向いた季節はいつかといった疑問をきっと解消できると思います。
ご説明するポイントはこちらです。
- それぞれの季節におけるエギングの特徴
- 大物を狙える季節
- 初心者におすすめの季節
それでは本編をどうぞ。
なぜ季節ごとにちがうのか
まずはじめに、季節ごとにエギングの特徴が異なる理由について簡単に紹介します。
それは、アオリイカの寿命と生態に関係しています。アオリイカの寿命は1年程度と言われており、海水温の変化に合わせて水域を移動します。
毎年秋頃になると、卵から子イカが孵化します。生まれたばかりの子イカは警戒心が低く活性が高いため、数釣りが楽しめます。
秋に生まれ冬を越しながら成長し、春を迎える頃には成熟しており、段々と産卵期に入ります。
そして、産卵を終えると寿命を全うします。
このように、1年を通してアオリイカの一生が移り変わっていくため、エギングにおいても季節ごとの特徴が出てきます。
アオリイカの生態に関してより詳細に説明している記事もありますので、ご興味のある方は是非合わせてお読みください。
季節ごとの特徴
それでは、季節ごとの特徴と用いるエギのサイズに着目しながら紹介します。
春
ポイント
地域にもよりますが、例年4月頃になると気候の変化と共に海水温が上昇し始めます。
産卵の条件が徐々に整い始める時期で、水深5m~10m程度の岩礁帯や海藻が多い場所などがポイントになります。
藻場はイカの産卵場所になるので、見つけたら必ず狙いたいポイントの一つです。
エギ
エギは4.0号をメインに使用することで、大型を期待できます。
産卵を控えたこの時期のイカは、段々と深場から岸に近づいてきて、捕食するベイトも大きくなってきますので、それに合わせてエギも大きい号数を選択することが無難です。
また、春イカは警戒心が強いため、活性が高くなるマヅメの時間や夜中などを狙ってみてください。
エギのカラーは時間や潮色など環境に合わせて選択するとより効果的です。
夏
ポイント
アオリイカは海水温が高くなると深めの涼しいところへ移動してしまいます。
また、産卵を終えたアオリイカが寿命を全うしてしまう頃なので、必然的に個体数が減ることもあり、一般的にはオフシーズンとして認識されています。
しかし、全く釣れないわけではないですし、エギングをする人も少なくなるためイカに対してプレッシャーが低い状態で釣りに臨むことができます。
昼間は熱中症のリスクなどもあるので、例えば気温・水温が下がりやすい夜中や活性が高まりやすいマヅメ時などを狙うことをおすすめします。
エギ
エギは2.5号~3.5号と幅広く用意しておくと釣果につながりやすいです。
少し遅れてこれから産卵に入る個体や、早めに孵化・成長した子イカなど、対象の幅が広がるためです。釣れたイカの大きさを見ながら、適切な大きさのエギを選択できると釣果がより期待できます。
秋
ポイント
秋は孵化のシーズンです。手のひらサイズから500gほどの大きさのイカが良く釣れます。
この頃のイカは他の季節に比べて警戒心が低いため、エギへの食いつきがいいです。
数釣りのシーズンとも呼ばれるくらいで、港内や堤防など安定した足場からサイトフィッシングできることも特徴の一つです。そのため、初心者の方がエギングデビューするのに特におすすめの季節です。
エギ
エギは2.5号~3.0号を使用することをおすすめします。
3.0号で比較的大きめの個体を期待しつつ、反応が薄いようであれば2.5号に変えてみると釣果に変化が出てくるかもしれません。
冬
ポイント
アオリイカは海水温が15℃くらいを下回ると生命活動を維持できなくなります。そのため、冬は水温低下の影響が少ない深場へと移動してしまいます。
陸から狙う場合は遠投で深場を狙うなどすると釣果の期待が高まります。
また、エギング人口がめっきりと減るので、キャストやシャクリの練習目的で出かけてみるのもおすすめです。
12月末に堤防から700gが釣れました
つまり冬でもイカはいるってことなので、冬でも関係なくエギングしてます
エギ
エギは3.0号~3.5号を使用すると良いでしょう。
イカが成長し大きくなっていく時期ですので、3.5号をメインに試してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は季節ごとのエギングについて説明しました。
この記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。
- 春のエギは4号をメインに成熟した大型のアオリイカを狙う
- 夏はエギの種類を幅広く用意する
- 秋は2.5号~3号の小さいエギで数釣り(初心者は特におすすめ!)
- 冬は深場に移動してしまうが、良型に出会えることも
季節ごとの違いを理解し、自分のスタイルに合ったエギングを楽しむために、この記事が少しでも参考になれば幸いです。