アオリイカの生態|イカを知りエギングをもっと楽しく!

わかば

エギングの釣果がなかなか伸びない…
アオリイカに出会うためにはどうしたらいいの?

wakka

このような疑問にお答えしていきます

こんにちは、wakkaです。

今回は、『アオリイカの生態』について記事にまとめました。
この記事を読めば、エギングでなかなか釣果につながらない悩みをきっと解消できると思います。

ご説明するポイントはこちらです。

この記事でわかること
  • アオリイカの生態的特徴
  • エギングでのアプローチの仕方
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アオリイカの生態について

外見的特徴

アオリイカは頭部に大きく鮮やかな目を持ち、卵型の外套膜とそれを覆うように全体に渡ったヒレが特徴的なイカです。

全体的に褐色がかった見た目をしており、その模様で雌雄を見分けることができます。

雌雄の外見的な違い
  • 雄(オス) … 背中の模様が線状になっている
  • 雌(メス) … 背中の模様が点状になっている

また、実はアオリイカは1種類ではなく3種類に分けられ、それぞれ”シロイカ“、”アカイカ“、”クアイカ“と呼ばれます。

水産庁によると日本沿岸域で最も広く分布しているのは”シロイカ”で、日本海側から北海道函館近辺を越えて宮城県沖にかけて確認されているようです。
また、”アカイカ”と”クアイカ”は和歌山県以南の太平洋沿岸地域に主に生息していると言われています。

wakka

地域によって『モイカ』『バショウイカ』など呼び方も変わります

体長と重さ

日本沿岸域に生息するアオリイカの外套は大きい個体で50cm以上、重さは4kg以上になります。

生息環境

アオリイカは淡水域での生存に適しておらず、岩礁や砂地、海藻の生えた場所など、障害物の多い海水域を好みます。

20℃~25℃程度の比較的温暖な海域が生息に適しており、15℃を下回るほどの寒い海域では生存が困難になります。

また、寿命は約1年ほどで、孵化してから1年の間に成熟、産卵を行います。産卵は、水深2m〜2、30m程度の比較的浅くて海藻のある海域で行われます。

“アカイカ”は、水深30m~100m程度の海域、”クアイカ”は水深10mにも満たないテーブルサンゴで産卵するようです。

行動パターン

アオリイカは夜行性であり、昼間は岩や砂の中に隠れて休息し、夜になると餌を求めて移動をはじめます。

繁殖期は行動が活発となり、産卵のために浅い海域に移動して積極的に捕食を行いますが、生まれたばかりの子イカなどに比べると警戒心が強いです。

捕食行動と餌

アオリイカは小魚甲殻類などを主に捕食します。

捕食時には、背後から獲物に接近し、2本の触腕を伸ばして捕らえます。

エギングでは、この捕食行動を逆手に取るように、小魚や甲殻類を模したエギを使ってアオリイカに捕食させることで釣り上げます。

そのため、時期や海の状態、狙う個体の大きさなどを考えてエギのサイズや色を選択することが重要です。

エギングでのアプローチ

エギングでアオリイカを狙う際には、生息環境や行動パターンを考慮してアプローチすることが有効です。

夜間や早朝など、イカの活性が高い状態にある時間帯や、岩礁や藻場などの障害物の多い環境を狙うことで釣果を期待できます。

アオリイカの生態を理解し、釣り方を工夫することで、より一層の釣果を期待したいですね。

エギの選び方について別記事でまとめておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はアオリイカの生態について説明しました。

内容を簡単におさらいしておきます。

この記事のまとめ
  • アオリイカは秋に生まれ、次の春頃には成熟する
  • 大きい個体は3kgを超える
  • アオリイカの活動や好む環境に合わせて、釣りの時間・ポイントを探る

地域や個体によって当てはまらない場合もあるかもしれません。
エギングをより楽しむために、この記事が少しでも参考になればと思います。

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