リーダーとスナップってどう結べばいいの?
どんな結び方が適しているの?
このようなお悩みに、こちらの記事で解説しながらお答えします
こんにちは、wakkaです。
今回は、『リーダーとスナップの結び方』について記事にまとめました。
この記事を読めば、結び方や選び方についての疑問をきっと解消できると思います。
ご説明するポイントはこちらです。
- 初心者の方におすすめの結び方(ノット)
- 紹介するノットの特徴と詳しい手順
おすすめの結び方 3選
個人的に初心者の方に是非ともおすすめしたい結び方はこちらです。
- ユニノット [おすすめ:★★★ 簡単さ:★★★ 強度:★★☆]
- パロマーノット [ おすすめ:★★★ 簡単さ:★★☆ 強度:★★★ ]
- 完全ノット(漁師ノット) [ おすすめ:★★☆ 簡単さ:★★☆ 強度:★★★ ]
上に挙げたものは、どれも覚えておいて損はない結び方となっています。
それぞれの特徴や結び方について解説していきます。
①ユニノット
ユニノットの特徴とおすすめする理由
ユニノットは数ある結び方の中でも、基本的な結び方にあたります。
主な特徴は下記の通りです。
- 手順が簡単で覚えやすい
- 十分な強度を発揮する
- 応用的な結び方がある(覚えておくと派生しやすい)
上述の通り、ユニノットは非常に簡単なので初心者の方でもすぐに習得することができます。
根掛かりによってエギをロストしてしまったときでも、予備のスナップとリーダーを素早く結束できるためおすすめです。
また寒い時期で手がかじかんでいたりしても、ユニノットであれば容易に結ぶことができます。
ユニノットの結び方 解説(イメージ付き)
ユニノットの結び方は、下記の順序となります。
詳細
リーダーラインの先端をスナップの結束部分に通し、10cm~15cmほど出して折り返します。
詳細
結束部分から出した端線を再び折り返して輪っかを作ります。
この時、ライン同士が交差する部分を指で押さえておくと結びやすいです。
詳細
作った輪っかをくぐるようにして、先端側のラインを4、5回ほど巻き付けます。巻く回数は強度と関係がないので、5回程度でよいです。
また、巻き付けるときも毎周指で押さえながらやると結びやすいです。
詳細
ラインの先端側を矢印の方向へ引っ張り、結び目を作ります。
このとき、結び目のところを舌で少し舐めておくと、締め込む際の摩擦熱によるラインの劣化を防ぐ効果があります。
詳細
本線側を引っ張って、結び目のところを強く締め込みます。
詳細
再度本線と端線を引っ張ってきちんと締め込まれていることを確認したら、端線の余ったところを切り落として完成です。
端線側の残った部分をライターの火を近づけて炙ると、ラインが縮んでコブになります。
ラインのほつれ防止になりますのでおすすめです。
②パロマーノット
パロマーノットの特徴とおすすめする理由
アイ(ルアーにあるラインを結ぶための輪状の部位)などに結束するときなどに多く用いられており、その強度と容易さからかなりの人気を誇る結び方です。
パロマーノットの主な特徴は下記の通りです。
- 手順が簡単で覚えやすい
- 結束強度が優れており、愛用者も多い
- 本線と端線の締め方が均一でないと強度が落ちやすい
パロマーノットの結び方 解説(イメージ付き)
パロマーノットの結び方は下記の順序となります。
詳細
リーダーラインを折り返し、折り返しの先端をスナップなどの金具に通します。
詳細
折り返し部分を本線に絡めるようにして片結びを作ります。
この時はまだ強く締め込まないでください。
詳細
折り返し部分のループに金具と結び目をくぐらせるようにして折り返します。
詳細
本線と端線を矢印の方向へゆっくりと引っ張り、ラインを締め込んでいきます。
ある程度締め込むことができたら、端線を持って強く引っ張り、ループの部分をしっかりと締め込んでください。
詳細
本線をしっかりと引っ張ってきちんと締め込まれていることを確認したら、余分な端線をカットして完成です。
端線側の残った部分をライターの火を近づけて炙ると、ラインが縮んでコブになります。
ラインのほつれ防止になりますのでおすすめです。
パロマーノットは、裁縫の『二本取り』の要領でラインを組みます。
ノットを組む際に、途中でラインが捻じれて交差しないよう注意してください。
交差してしまうとその部分が玉のようになり、加わった力がその一点に集中してしまいます。
その結果、ラインが切れるなどのトラブルに発展する恐れがあります。
③完全ノット(漁師ノット)
完全ノットの特徴とおすすめする理由
完全ノットは、プロの漁師さんが使用される結び方であることから、別名『漁師ノット』とも呼ばれる結び方です。
主な特徴は下記の通りです。
- 手順が簡単で覚えやすい
- 結束強度が優れており、名前の通り漁師の方が使用するようで信頼できる
完全ノットの結び方 解説(イメージ付き)
完全ノットの結び方は、下記の順序となります。
詳細
リーダーラインを折り返し、折り返しの先端をスナップなどの金具に通します。
詳細
通した折り返し部分と本線を重ね、その周りに端線を4回ほど巻き付けます。
詳細
巻き付けたら、端線を折り返し先端のループに通します。
詳細
本線を金具の反対方向へゆっくりと引っ張り、ラインを締め込んでいきます。
詳細
本線をしっかりと引っ張ってきちんと締め込まれていることを確認したら、余分な端線をカットして完成です。
端線側の残った部分をライターの火を近づけて炙ると、ラインが縮んでコブになります。ラインのほつれ防止になりますのでおすすめです。
まとめ <愛用ノットを見つけてみましょう>
いかがでしたでしょうか。今回は初心者向けに簡単&強度が優れるおすすめの結び方について説明しました。
内容をまとめると以下の通りです。
- ユニノット [おすすめ:★★★ 簡単さ:★★★ 強度:★★☆]
- パロマーノット [ おすすめ:★★★ 簡単さ:★★☆ 強度:★★★ ]
- 完全ノット(漁師ノット) [ おすすめ:★★☆ 簡単さ:★★☆ 強度:★★★ ]
この記事を参考に、他にもいろいろなノットを試しながら自分に合ったものを見つけてください。
また、『メインラインとリーダーの結び方』についての記事もまとめてますので、是非ご覧ください。